ロープレ道場:導入5分間トレーニング

ロープレ道場 導入5分間トレーニング

合格への最短距離! "勝負の5分間"を制し、面談の土台を固める。

練習しているのに、なぜかうまくいかない…。その原因は、面談開始後たった「5分」にあるかもしれません。 この講座は、多くの受験者が繰り返す「無自覚なエラー」を徹底的に修正します。

POINT 01

なぜ「道場」なのか?

単なる練習会ではありません。「無自覚なエラー」を徹底的に修正する実践の場です。

手厚い指導体制

オンライン(Googleミート)で、ブレイクアウトルームは不使用。講師2名体制で、受講生(6名~8名)一人ひとりのクセや強みを多角的に指導します。

濃密な実践時間

90分(6名まで)または120分(8名)の限られた時間で、全員が最大限の実践経験を積めるよう工夫して進行します

集中と反復

多様な事例に触れつつ、重要なスキルを集中的に反復練習。1ケースを2人で連続担当し、次の2人は新ケースへ、という形式で進行します。

POINT 02

なぜ「最初の5分」が運命を分けるのか?

面談の冒頭でつまずくと、残りの時間での挽回は至難の業。この5分間で面談の「土台」を作ります。

1

信頼の「橋」をかける(ラポール形成)

「この人になら話しても大丈夫だ」と感じる「安心・安全な場」を作ります。小手先のテクニックではなく、受容的・共感的かつ誠実な態度そのものが土台となります。

2

相談の「核」をつかむ(来談目的の把握)

整理しきれないまま話し始める相談者の言葉から、「今日、本当に話したいこと、解決したいこと」という相談の「核」を的確にキャッチする訓練です。

3

プロの「見立て」を持つ(仮説形成)

「ただの優しい聴き手」ではなく、プロとして話を「相談したいこと(A)」と「背景事情(A')」に分類・整理。論理的な推論(見立て)を行う力を鍛えます。

POINT 03

「5分間」の具体的な中身:トレーニングメニュー

魔法のテクニックではなく、合格に必要な「基本動作」を3ステップで体に染み込ませます。

1
ステップ1:【最初の2分】

とにかく「聴く」に徹する

「次に何を聞こうか」と考えるのを止め、うなずき、あいづち、視線など非言語コミュニケーションを総動員。「あなたの話を真剣に聴いています」という姿勢を全身で示します。

目的: 安心できる場を作り、関係構築力を体に染み込ませる。

2
ステップ2:【次の1分】

頭の中で「整理」する

聴きながら、頭は冷静に。「ABCD分析」の視点で、相談者の話を「核となる問題(A)」と「背景情報(A')」に素早く整理します。

目的: 感情に流されず、冷静に問題を把握する「問題把握力」を養う。

3
ステップ3:【最後の2分】

「核」を掴んで伝え返す

キャリコンの「第一声」の勝負どころ。相談者の言葉を使い、「あなたが一番話したいのは〇〇ということですね」と、相談の「核」を短く的確に要約し、確認します。

目的: 「わかってくれた」という決定的な信頼を築き、ゴールを共有する。

補足

ロープレの成否を分ける「ABCD分析」

相談者の話を4つの領域に分類・整理する強力なフレームワークです。

ABCD分析の図
A: 相談したいこと

言語化されていて、本人も意識している「相談の核」

A': 背景説明・補足情報

言語化されていて、本人も意識している「A」の周辺情報

B: 漠然とした気持ち・考え

まだ言語化されていないが、本人は意識している・感じている感情

C/D: 本人も意識していない領域

過去の思考やブラインドスポット

ロープレが上手くいかない最大の原因

キャリコンが相談者の 「A'(背景説明)」 という“事実”に興味を持ち、そこに質問を集中させてしまうことです。

例:「建材メーカーで働いていて…」というA'に対し、「そのお仕事について詳しく教えてください」と質問してしまうと、相談者は「仕事内容を説明しに来たわけじゃない」と感じ、ラポールが築けません。

このトレーニングでは、A'(背景)への質問は意識的に避け、B(感情)に寄り添いながら、A(相談の核)に集中する技術を徹底的に磨きます。

RESULT

この道場があなたにもたらすもの

講師のサポートのもと、学習サイクル(エラー発見 → 修正 → 定着)を高速回転させます。

学習サイクルの図

「聴く力」の劇的向上

他人のロープレを当事者意識で見ることで客観的な「聴く力」が磨かれ、的確なフィードバックで「無自覚なエラー」を根絶します。

「振り返る力」の習得

自己学習(動画や逐語記録の分析)と組み合わせることで効果が倍増。本番で使える「引き出し」という最大の財産が手に入ります。

揺るぎない「基本スキル」の定着

「聴く」ことに100%集中する反復練習が、ラポール形成を「知識(Know)」から「技術(Do)」へと昇華させます。